初めての派遣PC設定編！未知の世界でどこまでやれる？未経験でも通用する？

別の記事で販売系やガテン系の記事を公開しましたが、今回はPC設定です。販売でもガテン系でもないいわばまったく畑違いの業務です。

PC設定という未経験の領域での作業をはたしてこなせるのか？当たって砕けろの精神でほんとうに砕け散ってしまうのか？

是非ご覧ください！

販売からITの世界へ

長い間接客販売の派遣をやり、もう販売はいいかなと思うようになったので別の仕事を探していました。接客販売とガテン系を除くと派遣でできるのがIT関係の作業しかありませんでした。

IT関係の仕事になるとSEなどの職種が圧倒的に多いですがSEなんかできるはずもなく他に探してできそうなのがPC設定の作業でした。この仕事も経験がありませんでしたが、とある派遣会社の募集内容には「未経験でもOK、手順書もあるから大丈夫！」なんていう記載もあったのでそれを鵜呑みにして応募しました。

派遣会社での登録も済み早速某企業のPC設定変更作業の案件を紹介されました。
手順書を見せられましたが知識ゼロに近いので書いてあることの8割は理解出来ず、やるかやらないかを選択も出来ましたが、それ以前にできるかどうかも判断ができません。でも断ったところで前には進まないのでとりあえずやることにしました。

設定内容は企業ごとに違うので決まった研修などありません。ですから自分で調べるしかないのですが、手順書は持ち帰れないのでどうしようもなかったですね。

実作業は緊張しまくりで内心あたふた

いざ作業フロアに行くとPCがデスクにズラッとならんでいます。そのPCほぼ全台を設定変更すのです。クライアントからの簡単な事前説明があり、チェックシートを配り終えると早速作業開始です。

ザックリと自分の担当エリアが割り振られて作業していきますが、何せ初めてですから勝手がわかりません。周りの人達を見るとかなりリズミカルに作業しています。なんでそんなに早くできるの？と思って何気にリズミカルな人のチェックシートを見るとある程度で作業を区切って次のPCに移ってるんですね。

1台のPCに張り付いて作業したいところですがそんなことしてると時間がいくらあっても足らないのです。自分の担当エリアだけでも10台以上はありますから。ある程度自分なりの範囲を決めてそこまで行ったらまた次に行って…という作業を繰り返してまた1台目に戻ったら次の手順に進む流れになります。

PCの設定は手順書が肝になります。モノによっては省略されてたりするのでそうなると初心者は手に負えなかったりするんです。この作業の手順書は丁寧に説明されていたためほとんど素人の僕にも設定できたのでそこが幸いでしたね。

ただ、どうしても時間がかかったのはタイピングでした。PCに命令を下す際にアルファベットや記号を打ち込んむんですが、それがまぁ遅かったですね。今までまともにタイピングなんかしていないのでそんなに長い文でもないのですが、このスピードでは他の人に追いつけないと気が急くのが更にスピードダウンに追い打ちをかけました。

これは本当に盲点でした。マウスの操作がほとんどだと思い込んでましたからね。でも今回の作業は設定変更という作業を知るいい機会でした。

設定変更にお引越しがプラスされる

緊張しまくりで焦った設定変更作業も無事終わるとすぐに次の現場が用意されました。それは某証券会社の設定変更と移設作業です。要するにお引越しですね。

PCを運ぶのは引越し業者がやりますが、解体と組立、設定が自分たちの作業になります。あんまり深く考えませんでしたが証券会社は画面を複数使うんですね。ほとんどの人は5~6台使ってました。それを解体するんですがこれがまた大変です。

いわゆるデュアルディスプレイ(モニター2台使用)はよくありますがここではモニターアームで上下に2台ずつを３台も並べています。PCも複数あったりするのでどのモニタがどのPCかを確認しながら解体するので時間がかなりかかりました。

何とか解体が終わり、搬出と搬入を業者にまかせてせて次は引っ越し先で作業です。
休憩等を挟み、組み立てと設定変更の作業です。この組み立てもかなり大変でしたね。何せモニタが6つもあるので物理的にも肉体的にも重労働です。

組み立て後はまず動作確認になります。起動させてアプリケーションが正しく動作するかからはじまり、設定を変えるのかそのままなのか。この企業は設定内容が数種類あるのでアプリケーションに応じての設定が必要になるんです。

正直この作業が一番きつかったですね。組み立てないと設定できませんから仕方ないのですが体を動かしたあとの設定は頭の切り替えが大変です。別日にしてほしかったですね。