「ガテン系派遣長期編」ではアウトソーシングの派遣体験を記事にしましたが、今回は短期の派遣になります。ごく一般的な肉体労働ですがひとことで肉体労働といえどもいろいろあります。
ガテン系短期派遣はやはり建設現場が多いんです僕もかなりやりました。この記事ではいろいろやった作業の中からいくつか公開します。肉体労働の仕事内容が少しでも伝わればと思います。
単発の派遣バイトは当たりハズレの繰り返し
学生時代に単発バイトはけっこうやりましたが、卒業してからは初めてでした。
派遣会社に登録して仕事があれば連絡が来る。仕事内容を聞いてOKすれば時間や給与などの話しを聞いて現場へ向かう。連絡手段がメールなどに変わっているかもしれませんが基本的な流れは変わらないみたいですね。
僕が登録した会社は仕事を選べますが作業内容が口頭で聞いて判断するのである程度慣れが必要でしたね。慣れれば大体のイメージが付きやすいんですがほとんどやったことがないと派遣会社の説明を鵜呑みにするしかないです。
派遣会社を疑うわけではないんですがたまに聞いていた内容と違う場合があるんです。まぁ個人的には危険な作業さえやらされなければいいんですが。
ガラ出し作業は運動不足解消
肉体労働で多かった現場がガラ出しですね。ビルなどを解体したときに必ず出る廃材をまとめてトラックに運ぶ作業です。仕事の数では一番多いかもしれませんね。
細かく砕かれたコンクリなどをそのままか布の袋に入れてトラックまで運びます。行ったり来たりを何回も繰り返してひたすら運び続けるので量が多いとウンザリした飽きてきたりしますが僕はこのガラ出しを運動不足解消にしていました。率先して入ることはないですがわりとコンスタントに現場が入っていたので紹介されれば入ってました。
仕事でもプライベートでも体を動かすのが好きなので体を動かせてお金も貰えるんでガラ出しの作業量は僕にとっては一石二鳥な感じでした。
空調メンテナンスの作業はなかなか面白い
ビルの空調メンテナンスはつまりプロペラの点検ですね。個人宅でいう室外機です。
ちょっと高いビルの上から他のビルの屋上を見たら大きい室外機がありますよね？あれのプロペラ点検です。
基本屋上ばかりなので点検機材を搬入するのがけっこう大変でしたが機材を搬入したらあとは社員さんのアシスタントになるのでけっこう楽でしたね。
個人的に面白かったのは歌舞伎座の空調でした。屋上でしたがプロペラがものすごく大きいのです。ただ、点検対象のプロペラはそのプロペラではなくその先にあるのでそこを通らないたどり着けないのです。30mくらいはあるかと思われるそのプロペラの真下は凄まじい風で台風に近かったですね。これはレアな体験でした。
一番よかった現場は造園会社の作業
肉体労働の仕事で個人的にナンバーワンだったのは造園会社の作業でしたね。そこでの作業は公園の整備、つまり草刈りです。この会社の仕事は長期ではないものの基本的に平日週5で入りました。
現場は僕を含めて派遣2名と造園会社の方が3名です。
だだっ広い公園で伸びた草を草刈り機で刈っていきます。草刈り機は初めてで草刈り自体も実家の草むしり程度で機械でやるのは見たことがある程度です。でも機械の操作も難しくもなく慣れるのにもそんなに時間はかかりませんでした。
この作業、やってみるとほとんど力を入れなくてもどんどん刈れていくので想像以上に楽しく、バッサバッサと刈っていくのはかなり気持ちよかったですね。
難しいのはそんなに伸びていないところを刈る時です。刈刃はナイロン製なので刈りすぎてしまうことはあまりありませんが、それでも草に強く当ててしまうと地面が見えてそこだけ目立ってブサイクな見た目になるのです。現場の方からそこは注意されましたね。
屋外での作業なので雨にもあいますが相当降らない限りカッパを着て作業続行になります。でも何故かそんなに苦にはならなかったんです。海の近くの公園でしたから晴れた日は気持ちよく作業ができました。
作業はいい意味で放置プレーでしたから自分のペースで作業ができたのもよかったです。造園会社の方曰く派遣によっては見られていないからちょいちょいサボる人もいるみたいで作業が進んでいないことがあったそうです。
僕が入ってからは派遣会社には「バードさんとAさん(一緒に入った派遣さん)しかいらない」と連絡していたみたいでそれは嬉しかったですね。なんの仕事でも信頼されるのは大事なことです。
まとめ
ガテン系派遣短期編いかがでしたか？
1日、2日だけといった派遣はすぐにお金が必要だったり次の仕事までのつなぎでやるにはいいですね。ただ、こういった働き方も派遣法が改正されたので30日以下の短期で働くのが非常に難しくなりました。
法律が改正されても肉体労働の作業内容が変わらないでしょうからこれから肉体労働を考えている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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