PC設定・キッティング

初めての現地作業を依頼された!作業内容はPCの液晶ディスプレイ交換!交換だけなら楽なのか…?

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常駐になって約1年ほどが過ぎました。ここまでくると感覚的には半分この会社の従業員です。

そこで依頼されたのが現地作業です。

初めての現地作業は液晶ディスプレイの交換数百台!キッティングなし?交換するなら簡単?何もかもが初めてだらけの作業はどうなるのか?

ぜひご覧ください!

現地作業を依頼される

冒頭でも書いてますが、常駐になって約2年になりました。こんなに長くやるとは想像してませんでしたが案件をこなしていくにつれ職制の方やその他の社員さんからの信頼も感じていました。

今まで現地作業は別の派遣会社に依頼されていて今回もその予定でしたが、規模が大きいということで僕の派遣会社にも依頼したということです。
現地作業は数年前にやっているのでさほど驚きはありませんでしたが、台数が数百台と僕が現地作業ではほとんど経験していない規模なのでどうなるだろうという気持ちはありました。

場所は都内の大手商社でフロアも20階以上あるオフィスビルです。作業人数は30人以上で作業内容はモニタの交換です。これだけ規模が大きいとイメージしにくいですね。イメージできるのはかなり大変な作業になるということです。

ただ、心のどこかでキッティングもないし「なんとかなるだろう」という気持ちもどこかにありました。このときまでは…。

モニタの交換だけでもこんなに大変

現地に集合して入館手続きが済むとモニタ搬入のため搬入口に向かいました。トラック数台で輸送されてきたモニタが次々に降ろされています。交換するフロアのエレベーターホールにやや広いスペースがあるのでいったんそこに運びます。
液晶ディスプレイだけとはいえ画面サイズが23インチありますからなかなかの大きさです。貨物用エレベーターを使いますが広さ的には普通のエレベーターよりひと回り広い程度ですね。なので何往復もせざるを得ない状況です。

1時間半ほどかかりましたが搬入が終わり、いよいよ作業開始です。設置ディスプレイをデスクに配る役、解体した液晶ディスプレイを回収する役といったようにあらかじめ決まっていたグループに分かれての作業です。

僕は設置するグループでしたから早速設置作業に入りましたがかなり厄介な作業が多いことがわかったのです。それはまずデスク上があまり片付けられていないことです。先方のユーザーにはもちろん設置する都合上片付けておいてもらうようにアナウンスされていたらしいのですが。

デスクが散らかっているといってもちろん設置しなくてもいいはずはなくデスク上のものをいったん脇に移動させる等して液晶ディスプレイを設置することになります。また、電源ケーブルとディスプレイケーブルも使い回しはできませんから新品をつなぎなおさないといけないんですね。

ただ、もっと面倒なのは電源ケーブルです。ほとんどの企業は電源タップを使ってますが、この電源タップがデスクの下に潜り込んでいることがほとんどなのです。デスクの下にも物が置いてあると正直最悪です。電源をつなげ、ディスプレイケーブルをつないでしかも移動させた物があればそれを元に戻してようやく完了です。1台の設置に数10分かかってしまいしかも汗だくになりました。

全部がこんなデスクではありませんが、近い状態のデスクが結構あります。そしてもっと大変なのはデュアルモニタ(液晶ディスプレイが2台)のデスクです。これもかなりあります。フロアによってはほとんどがこのパターンの場合がありました。やるとは同じなのですがさすがにうんざりしましたね。

設置が終われば別の作業へ

モニタの設置は完了が見えてきましたが、他にも作業があります。モニタの回収や動作確認、原状回復のチェックなどですね。
動作確認は物流会社が用意したノートパソコンでやりますが社員さんが担当するので派遣会社はほぼ全員で回収します。図面で配置した場所は確認できますからそれをひとつ残らず回収するのです。

回収するだけなら簡単そうですが、貨物用エレベーターは搬入時と同じエレベーターです。台車も用意していますが頑張ってもせいぜい6~7台程度です。休日なので業者の出入りはありませんから独占できますがそれでも限界があります。

液晶ディスプレイの設置が終わっているフロアを見ていくと設置の仕方が雑だったり、明らかに原状回復されず放置されているものがあったりと結構いろんな問題があります。これは複数人で作業しているので仕方がないですね。

搬出作業がなかなか終わらない

設置作業、動作確認がそろそろ終わりが近づいて来たかに見えましたが搬出作業がまだ残っていました。出口が1か所でそれも人用のエレベーターに毛が生えた程度の広さしかありませんからそうなるのも無理はないですね。

もっとも大量に降ろしてもトラックがないと載せられませんから搬出口に置くしかなく、そこもそんなにスペースがありませんからフロアのエレベーターホールに置いたままでも変わらないんですが。
トラックは3台程ピストン輸送しています。道路状況などもありますからむつかしいところです。

回収した液晶ディスプレイのあるフロアに何名か配置し、トラックと連絡を取りながら到着時間を見計らって降ろすというのを繰り返しながらようやくトラックへの積み込みが終わり、すべての作業が終了したのでした。

まとめ

いかがでしたか?

物流会社で初めて現地作業でした。現地作業自体形は違うものの未経験ではなかったのでなんとかなるだろうで行きましたが、なかなか大変でしたね。

今回の作業は段取りは特に問題はありませんでしたが、エレベーターなど物理的な問題が壁になりました。やはりモノを大量に移動させるというのは大変な作業です。それを改めて実感しました。

他にもこの物流会社での体験はありますがそれはまた別の記事で

最後までお読みいただきありがとうございました。

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