物流会社のPCキッティング常駐編！次々変わる案件！納期も迫ってどう切りぬける？

別の記事で倉庫内でのキッティング作業の続編を公開しましたが、今回は常駐編です。

いよいよ常駐になり以前より作業を任されることになったがはたしてやりきれるのか？
期間限定のほうがよかったか？

期間限定から常駐になった作業内容をすべて公開します！

ぜひご覧ください！

常駐になってからの作業

冒頭に書きましたが、契約期間が期間限定から常駐になりました。といっても給料があがるわけでもなく立場的には派遣には変わりませんが。強いていえば自分で言うのもなんですが信頼度が上がったのかなということです。

前の案件が終了してわかりましたが、今の部署は物流会社から派生した部署だということでその中でも大きく2グループに分かれています。
一つは納品先(クライアント)が決まっているグループでキッティグ内容もほぼ同じです。社内では1班と呼ばれています(以下1班)。もう一つはいくつか決まった納品先はあるが基本的にはバラバラで決まっていないグループで社内では2班と呼ばれています(以下2班)。
別の記事で書いたPCの組み立て作業も元は1班の案件なのです。

僕は1班の所属になりました。ちなみにこの班は別の記事で極寒でキッティングした案件がありましたがこの班が担当していました。

目まぐるしく変わる案件

僕が1班に入った当初は週ごとに案件が変わりました。クライアントは大手企業ですが本社をはじめ、グループ会社も含まれているため設定内容はあまり変わませんが台数が平均300台～500台あるのでゆっくりというわけにもいきません。

キッティグ内容はクローニングしてパラメータを入力してはバッチファイルを実行するだけなのでさほど難しくありません。ただ、端末によってインストールするアプリケーションが違ったりするのでそれに時間が取られました。

この案件に関しては台数を消化するのが大変でした。今までの案件は期間が長かったので1日の台数を意識することはありませんでしたが一週間で終わらせるにはさすがに台数を意識しないと台数を消化出来ません。
担当社員さんがそれを見越してキッティグ内容をかなり簡略化したようなのですが1日50台ほどをこなす必要があるためそれでもかなりキツイ状態です。

キッティングが簡略されてもその状態で出来ることは作業ミスを減らすことはもちろんですが無駄な動き無くすことですね。そうこうしているうちに時間が経ち辛うじて週単位の案件をクリアできましたがもう早速次の案件が入ってました。

初めてのタブレット端末

次の案件は某輸送機メーカーでノートパソコンとタブレット端末です。タブレット端末は初めてですね。リンゴマークのタブレットではありませんので操作も初めてです。
通常オプションになっているドックに差し込んでタッチペンか指先で操作します。LANポートもありませんからUSBのLANアダプタを差し込んでネットワーク接続します。

BIOSでネットワークブートするところから始めますがまずBIOSの起動方法が特殊でボリュームボタンを押しながら起動させる仕様になってます。僕はまずそこからつまずきましたね。この会社でタブレット端末の設定をあまりやらないようで社員さんも半ば試行錯誤しながらのようです。

クローニングが終わりいざ設定に入りますが、途中まではスムーズでしたがウイルスソフトのインストールで何故か失敗の連続です。最初は僕だけかなと思いましたがどうも8割くらい失敗しています。社員さん同士でああでもないこうでもないと言いながら時間だけがどんどん過ぎていきます。

ドタバタの出荷作業

この会社で発送は自社ではほとんどやりません。これは最初不思議でした。物流会社だから自社でやるもんだと思い込んでましたからね。原則として定時前に1便がきて定時後に2便が来ますが2便は連絡して来てもらう感じになります。

出荷作業も基本的に設定した人がやるのでその時間を入れて作業を段取りを組むかたちになります。ですので料金的には変わりませんが1便に間に合わない時は急ぎでない限り翌日に回すことが多いようです。

今回はそのウイルスソフトのおかげで発送は2便ありきという通常では考えられない状態での出荷になりました。設定が終了しても管理番号の貼付や梱包がありますからかなりハイペースでの設定になります。ここで設定ミスなんかしてしまうと完全にアウトにあるので急ぎながら慎重にやるというかなりのプレッシャーの中でやらなければなりません。

設定・梱包が終わっても伝票の貼り付けがあります。発送先が4か所ほどに分かれてますから2人1組で確認しながら貼っていきます。

こうしてなんとか設定から出荷までの作業が全て完了したのでした。